ボールカウント (日本式) |
ピッチャーの心得 |
0-0 | 相手が何を狙い、どんな打ち方をしてくるのかわからないので、打者が積極的なタイプか、消極的なタイプか、常に分析しておく.カーブ系のストライクを見逃す打者が意外と多い(ただし、一定のクセを作らない限り). |
0-1 | 初球を投じたときの打者の反応をよく見ておく.どうしてもストライクを稼ぎたいカウント(0-2にしないこと).打者が消極的になるカウントでもある. |
0-2 | 0-1よりもさらに打者が消極的になる.しかし、打者が好きなコースに的を絞っているケースが多いので、真ん中ストレートを不用意に投げない. |
0-3 | 打者が打ってくるかどうか察知すべし. |
1-0 | 内角への速い捨て球(見せ球)を使うチャンス.その球に対する反応で次の投球を考える. |
1-1 | 打者が打ち気満々のカウント.誘い球は低めのコースいっぱいが効果的.内角勝負もいい. |
1-2 | 1-1よりもさらに打ち気.ゴロを打たせることを考えるべし(相手の気負いを利用する).投手にとって不利なカウントであることを忘れてはいけない. |
1-3 | 長距離打者は投手の投球・スピード・配球に慣れ、狙い球を絞ってくる.ストライクが取れるカウント球が2種類以上必要. |
2-0 | 一気に勝負に出るか、ボールで誘うか、決断をはっきりしてから投球すべし.勝負をする場合は、もちろん勝負球を使う. |
2-1 | あと3球投げられる余裕がある.空振りゾーン、凡打ゾーンを利用して勝負に出る. |
2-2 | 完全に勝負球を使って打ち取る.2-3にしないように心懸ける. |
2-3 | ストライクが投げられ、しかも打者を打ち取れる球が必要.一塁が空いている、または次の打者と比較して歩かせても大丈夫なケースでは、ボール球(誘い球)で空振りを狙う手もある. |
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